STEP1:地域や沿線を選ぶ
- 希望を多小広めに構える方が結果的に良い条件の発見に結びつくこと多い
STEP2:賃貸情報誌やインターネットで情報チェック
- 全体の相場状況を確認して現状を勉強するのに最適な情報源として活用
- 良い物件は契約済みが多いがあきらめず不動産会社に電話やメールで確認して、大まかな最新情報を収集してから具体的な行動を開始
STEP3:不動産会社の選択
【ターミナル駅に店を構える大手・中堅】
- 紹介情報は広範囲で豊富だが物件の詳細をあまり知らない事がある
- 安心感はあり色々相談でき初心者には最適
- 多数の情報収集力から気安く紹介だが詳しい情報は今一で大家さんとの関係が薄い
【地元不動産会社中堅・小規模】
- 紹介情報は限られているが物件情報に詳しく、大家さんからの直接情報で掘り出し物件の可能性もあるが行動が緩慢な場合もある
- じっくり物件を選択する賃貸経験者に適している
※ターミナル店の情報はどこも似ているので1店に絞り、その情報を参考に複数の地元店ともコンタクトして希望物件を見つけるのが“コツ”かも
STEP4:部屋探し
タイミング
- とにかく空物件が多いのは1番:1〜3月 2番:8〜10月
- この時期は物件も多いが希望者も多く、じっくり探すのなら時期にはこだわる必要はない
- 特にファミリー物件はじっくり探す、チラシ広告はその地域の空物件の増加のシシグナルなので要チェック
リードタイム
- 一般的には移動希望の45日前ぐらいがベスト、あまり早いと家賃の二重払が起こるし、無駄な時間を費やすことになりやすい
※リードタイムが少ないと疲れと“アセリ”からいい加減な妥協が起こりやすく、後で後悔する原因になりやすい
STEP5:重要なチェックポイント
A)自分の譲れない条件の優先順位を整理
B)条件が良ければ家賃も高いが原則“掘り出し物は無いと思え”
C)間取り図や設備などの図面での確認(実寸法チェック)
D)周辺の道路状況と駐車場・駐輪場のスペースを確認
E)物件内見の極意
- デジカメ・磁石・メジャー・メモ帳を用意
- 明るい時間に徒歩で現地に周辺の生活環境の実感体験
- 日当・方角・収納・騒音・防音・防揺・錠前・湿気は念入りにチェック
- 大型家財のレイアウトと搬入口の距離や寸法などチェック
- 設備の再確認
※お部屋の状態チェック(清掃の度合・補修の状況・水廻り等)と問題が有れば契約前に補修・設置依頼を書面で約束する事を確認したい
・不動産会社か大家さんと最終契約を行う
@入居申込書の記入
- 入居の意志表示に過ぎず契約の前段階、中には申込金の納入を要請される事もあるが家賃の1ヶ月以内で、キャンセルの場合は返還される
必ず書面での預かり証明を受け取り、キャンセルの場合は返金することを表記してもらう
※全ての金銭の授受についてはその主旨と返金の有無を書面で確認する
注意:申込金と手付金は意味が違います。手付金はキャンセルでも返金ない
A入居審査
- 入居者の選択権は大家さんにあり、申し込みしたけど契約にならない事もある
優先順位は無い場合が多く、大家さん次第だが通常は年収・職業・保証人(連帯保証人の場合が多い)・人柄の確認などで決まる
- 保証人がいない場合は保証人システムの利用もあるが別途費用が必要
B重要事項の説明・・・署名捺印
C契約書内容の確認・・・署名捺印
- 契約時の必要書類として収入証明・源泉徴収・保証人の確認書・実印・印鑑証明を用意する
◎契約は双方の約束なのでそれぞれの負担責任を明確に確認してください
重要な確認事項
- 家賃・管理料:
- 毎月の支払い、更新時の値上げ条項に注意
- 礼金:
- 戻らない金額
- 敷金・保証金:
- 本来なら一定の室内管理義務を果たしていれば返還される
※敷引き・退去引き・償却・定額補修金など不明瞭項目は詳しく説明を受けて、納得できなければその条項の削除を求め、場合によっては契約中止する気持ちで毅然と対処したい
- 禁止事項:
- ペット飼育の確認などなど
- 退去の条件:
- 特に退去2ヶ月前告知義務は不利な場合がある普通は1ヶ月
- 特約条項:
- ※特に原状回復工事の負担については自分の責任範囲を確認し納得できなければその条項の削除を求め、場合によっては契約中止する気持ちで毅然と対処したい
◎契約書に表示されても拒否できる条項もあるので場合によっては専門家に相談すると良い
<定期借家契約・・・制度として新しく内容を良く理解する>
この契約は、期間満了で更新が出来ず契約期間満了で一旦契約が終了する。
むろん双方が納得づくなら新たに契約を開始する事も可能だが、基本的に借主より貸主の都合が主で借主は長期的には不安定、ただし賃料が多少安い場合が多い。又、借主は途中での解約が難しく違約金の発生もありうる